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>突風に埋もれる足取り
>倒れそうになるのを
> この鎖が 許さない
【解釈】
貴方が浮気をしていたという噂を聞いた時、私はショックで身動きが取れなくなった。
このまま倒れてしまうんじゃないかという位に打撃を受けたけれど、「こんな時こそ、
しっかりしなくては」という気持ちが自分を支える。
【見解】
「突風」というのは、文字通り“突然吹く風”のことですが、僕は“風”に“噂”を
イメージしました。“風の噂”とかよく言うじゃないですか?だから、「突風」は
“突然聞いた噂話”という風に解釈したんです。
「埋もれる足取り」は“身動きが取れない状態”…つまり、その噂は自分にとって良
くない噂だということが分かります。ショックを受けるとしたら、“自分が騙されて
いた”ということになるでしょうね。自然に考えられるのは、“彼の浮気”です。
>心を開け渡したままで
>貴方の感覚だけが散らばって
> 私はまだ上手に 片付けられずに
【解釈】
裏切られた気持ちがいっぱいで、早く貴方のことなど忘れてしまいたいけれど、私は
気持ちの整理すらできないほどショックを受けている。
【見解】
物置の引き戸を開け放して要らないものを出してしまおうとしているのでしょう。
けれども、出そうと思ったら、まだ整理できてない状態だった。つまり、心の中は混
乱状態で、上手く気持ちが整理できないで居るのでしょうね。
>I am GOD'S CHILD
>この腐敗した世界に堕とされた
>How do I live on such a field?
>こんなもののために生まれたんじゃない
【解釈】
私は、この裏切りの罷り通る世界に産み落とされた“神の子”…。
そんな私がこんな場所でどうやって生きればいいというの?
こんな裏切りの罷り通る世界で生きるために生まれたんじゃない。
【見解】
「GOD'S CHILD」が大文字になっていることが、単に神の子なのではなく、特別な存在
としてこの世に産み落とされた“神の子”だというのが分かります。本当ならば、穢れ
のない世界に生まれるはずだったのに、裏切りが平気で罷り通る世界に産み落とされた
ことで、憤りを感じています。「こんなの納得いかないよ!」と、そんな気持ちだと思
います。
>「理由」をもっと喋り続けて
>私が眠れるまで
【解釈】
貴方が私を裏切った理由を納得するまで喋り続けて。
私が納得して安眠できるまで…。
【見解】
「理由」というように鍵括弧にしていることから、“理由”が分からないことが気持ち
悪いのでしょう。私に原因があるのならはっきり言ってほしいし、そうじゃなければ、
何でそんなことしたのかをもっと説明してほしいということです。気になって眠れない
というのはよくあることです。
>効かない薬ばかり転がってるけど
>ここに声もないのに
> 一体何を信じれば?
【解釈】
心当たりを探してみるけど、結局真実とは思えず、ここに貴方の声もないのに、
一体何を信じればいいというの?
【見解】
「効かない薬ばかり転がってる」というのは、“真実でないけれど、心当たりを探って
みる”ということで、自分の頭の中で自問自答を繰り返しているってことでしょう。
何とか自分が納得する答えを見つけようとしても、真実なのかどうか分からないのです。
だから、彼に真相を聞かないとダメなんだと思いますね。
>I am GOD'S CHILD
>哀しい音は背中に爪跡を付けて
>I can't hang out this world
>こんな思いじゃ
> どこにも居場所なんて無い
【解釈】
私は、“神の子”。哀しい音がギリギリと背中に爪跡を付けるように、私の心は深く
傷つけられて…。こんな裏切りの罷り通る世界で生きるなんて絶対に嫌!こんな思い
じゃ、私の居場所なんてどこにも無い。
【見解】
「哀しい音が背中に爪跡を付けて」は、心が深く傷つけられたことの比喩。
「こんな世界を掲げる事などできない」は、“こんなの絶対に嫌!”って嫌悪感を感
じているのでしょう。だから、自分の居場所が無いと思っているということですね。
>不愉快に冷たい壁とか
>次はどれに弱さを許す?
>最後になど手を伸ばさないで
> 貴方なら救い出して
>私を 静寂から
>時間は痛みを 加速させて行く
【解釈】
「この人も私を騙すんじゃないか?」とか感じながら、次の恋もできる?
このままの状態でこの恋に終わりを感じさせないで。貴方の真実の声を聞かせて。
時間が経てば経つほど、心の傷の痛みが増していく。
【見解】
憤ってはいますが、基本的には救いを求めています。ここが「月光」の「月光」た
る所以だと思いますね。貴方という太陽が居なければ、私は輝けない月になってし
まう。ここは「月光」の歌詞の中で、そのことが一番顕著に出ている箇所だろうと
思います。
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